図面では読みとることのできない物件の特徴を自分の目と手で確認することが出来るというのが物件見学最大のメリットです。そのため、日当たりや室内設備などといった項目は特に目を光らせておく必要があります。チェックポイントとして挙げられるのは、日常的によく使うところをしっかりと押さえておくことです。
その中でも特に重要視されるのが水回りです。水回りはキッチンやお風呂場といったように日々の家事のやりやすさに直結する項目となっています。そのため、そのような場所がしっかりと施工されているのかはもちろんのこと、家族同士の動線が邪魔にならないか、家族との団欒に支障をきたさないかということも十分に確認しておきましょう。
さらに、階段も重要な生活動線の1つです。この階段がどのような設計になっているのかを見落とすことによって大きな日常の中の負担となってしまいます。1階に洗濯機があるのに3階で洗濯物を干さなければいけなかったり、小さなお子さんや高齢者が上り下りをする機会が多いというような階段の作りは積極的に避けておきましょう。つまり、重要なのは実際に家族が住んでみてどのような状態になるかを想像することが大切です。